|
|
死そして生を考える
|
市民のためのビハーラ
ビハーラとは、サンスクリット語で心身を安らかに保とうとする場所をいう。転じて、病に犯された人びとが人生の終末期をいかに有意義に快く生き抜くかに,最大限の配慮を置き、病者が真に望む生活を心身両面から援助する共同体を意味する。つねに求められる医療がなされ、そして死の不安をのりこえるサポートを仏教者が担う。医者、看護婦、仏教者、家族、病者が一体となって死に臨み、生命の尊さを伝え学ぶ場である。花や虫や吹く風のように…。めぐまれた、この生の深みをいききる人びとが、無常な死の極みを諚観する。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > 倫理学
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|