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桐壺 石井 睦美(著) 角川書店(同朋舎) - @Books

桐壺

著者石井 睦美 / 畠中 光享
出版社角川書店(同朋舎)
発売日1994年05月
サイズ絵本
価格1,922 円

源氏物語より

平安中期の11世紀初めに、紫式部が書いた『源氏物語』の第一帖。桐壷の更衣(更衣=天皇に仕えた女官で寝所にも侍った)と帝との悲恋、そして、二人の間に生れた皇子・光源氏が十二歳で元服するまでを描いている。桐壷の更衣は帝の寵愛を一身に受け、そのため女御たち(女御=天皇の妃となった高位の貴族の娘で、更衣より身分が高い)の妬みをかい、苛められて亡くなった。二人の間には幼い皇子が残される。帝は、天性の美貌と学問・音楽の才に恵まれた皇子を愛し、皇太子にと願うが、ある時、高麗の人相見の予言を聞き、皇子を臣籍に下して「源」姓を与える。その後、帝は桐壷の更衣に生き写しの藤壷の女御と出会うが、源氏は、この藤壷をこの上なく慕うようになった…。宮廷文化の雅びな世界と個性的な登場人物たちが、宮仕えをしていた作者紫式部の目を通して、色鮮やかに描かれる。帝と更衣の悲恋、そして輝く皇子「光源氏」の誕生。日本画の実力派と児童文学の新鋭が創った美術本として大人も楽しめる。京の歴史絵本英文付。

絵本・児童書・図鑑 > 絵本 > 絵本(日本)

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