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ニュ-ジ-ランド植民の歴史
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イギリス帝国史の一環として
ニュージーランド植民の鍵を握っているのは、「ウェイクフィールド計画」である。しかし「ウェイクフィールド計画」なるものは、イギリスの“世界に冠たる文明”を植民地に根づかせるために、イギリス社会の階級制の断面をそのまま移植させることを目論むものである。その「ウェイクフィールド計画」から、いかにして平等主義がでてきたのか?この疑問を解くために、著者は歴史書のほかに、ロンドンのPRO、ニュージーランド諸大学の図書館が所蔵する、当時の新聞、日記、書簡、などの一次史料を渉猟して、一つの解答に辿り着くことができた。それが本書である。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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