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遠い海の向こうに (竹書房文庫)
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1942年春、真珠湾攻撃から間もないカリフォルニア沿岸の町。沿岸警備の真似をして“秘密基地”である工場跡にやって来た、デューク、パトリック、ウィリー、タイラーのちびっこ小隊“マリーンズ”は、負傷した日本人水兵マツオを発見する。「敵を捕虜にして国のヒーローになる」と考えた4人は、ひとまずマツオを監禁する。しかし、海で溺れかかったデュークをマツオが助けたことをきっかけに、少年たちとマツオの間に国境を超えた友情が芽生え始める。折しも町では、日本軍上陸を警戒したFBIが現れるなど、不穏な空気が流れていた。何とかマツオを逃がそうと考えた4人は、メキシコ行きの列車に彼を忍び込ませようとするが…。戦時中のアメリカに生きる少年たちの国境を超えた友情と真の勇気を描く、感動の物語。
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