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ウォルタ-少年と、夏の休日 (竹書房文庫)
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14歳のウォルターは、夏休みの間、二人の大伯父が住むテキサスの農場に預けられることになった。気の進まないウォルターに、母親のメイはすぐに迎えに来ると言い残し、姿を消してしまう。初めて会う大伯父、ハブとガース兄弟は、頑固で偏屈な変わり者だった。その晩、ウォルターは部屋の片隅で一枚の古い写真を見つける。写っていたのは黒髪の神秘的な美女。ガースに聞くと、なんとさる異国の姫君だという。兄弟がアフリカを転々としていた若き日、ハブはこの姫と運命的な恋に落ちたというのだ。ガースの口から紡ぎ出される昔話は、ウォルターの空想の中で、奇想天外な冒険譚となって生まれ変わる。そして、お互いの心の距離も、しだいに近づいていく…。繊細な少年と風変わりな老人たちのふれあいを描き、ヒットを記録した感動作。
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