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放蕩者の長い恋 (ラズベリーブックス)
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「彼女こそ運命の女性だ」ある夜、放蕩者で有名なケタリング伯爵ジュリアンは、舞踏会で幼なじみクラウディアの美しく成長した姿を見て、恋に落ちた。しかし同じ晩、親友フィリップもまたジュリアンの心を知らないまま彼女に求愛し、ジュリアンは友情のために想いを封印する。クラウディア自身は幼い頃からジュリアンを愛していたが、ジュリアンの態度に望みを失ってついにはフィリップと婚約する。だが、その後すぐ、フィリップは放埒な生活の果てに決闘で命を落としてしまう…。それぞれ親友と婚約者を失ったふたりは互いを避け続けるが、皮肉なことに気晴らしに向かったフランスで再会し、おまけに相手には知らせずイギリスへ帰国しようとした船までもが一緒に。度重なる偶然に、ジュリアンはついにこらえきれずに彼女にキスをしてしまったのだがー。ひそかに想い続けながらも運命に翻弄され、すれ違ってしまうふたり。この恋の行方はー。
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