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雪降る夜に願いを叶えて (ラズベリーブックス)
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公爵令嬢ソフィは、雪の日に赤ん坊を抱え、途方にくれていた。メイドが故郷へ帰るのを宿まで見送ったところ、赤ん坊を置いたまま姿を消してしまったのだ。おむつさえ替えたことがないのに、泣き続ける赤ん坊をどうすればいいのか…。そんな時、偶然にも子供の扱いに慣れたヴィムという男性が現れ、赤ん坊をあやしてくれた。旅の途中だという彼を、お礼をかねて屋敷へと招いたソフィだったが、吹雪のために閉じ込められてしまう。ともに赤ん坊の世話をするうち、ふたりは相手を想うようになる。じつは男爵であるヴィムはソフィを使用人だと思い、公爵令嬢であるソフィはヴィムをただの旅人だと勘違いしたまま…。ふたりが、真実を知る時は来るのか?雪降る夜のロマンティックなヒストリカル。
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