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腰掛茶屋お銀事件帖 (大洋時代文庫)
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人情大岡裁き
南町奉行所の門前にある腰掛茶屋で二人の瓦版屋の下座見(ネタ取り)が酒を飲んでいた。腰掛茶屋とは町奉行所に訴訟で出入りする町人たちの控え所である。その二人にお銀が声を掛けた。彼女はこの茶屋の接待を許された日本橋佃屋の一人娘で、手伝いに来ているのだ。瓦版屋が話し込んでいたのは、板橋宿の油問屋美濃屋の主人が、女房から油の買占めで訴えられたという話であった。女房は本当に悪女なのか、お銀は瓦版屋の二人と組んで事の真偽を探る。果たして裁きの結末は。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行 文庫 > 小説・エッセイ
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