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艶まくら浮世草子 (大洋時代文庫)
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ひっそり閑と寝静まった深夜の八百八町、日本橋本町の大店・備前屋の高い塀を軽々と乗り越える影があった。影は母屋に吸い込まれ、主人夫婦の寝室へと忍び入った。影の正体は比木清十郎、幕府の命を受けて大麻に絡む証拠書類を見つけることがその目的だった。だが、老人と若い女の不釣合いな夫婦の寝乱れた姿に、清十郎の目は釘付けに!なんと若妻の寝巻きの裾がはだけ、そこから艶妙な翳りが見えていた。たまらず彼は秘所に手を伸ばしていったが…。「大江戸犯科帳」等傑作中短篇を収録。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 文庫 > 小説・エッセイ
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