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石原愼太郎の思想と行為(第6巻)
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真の肉体を渇仰した三島由紀夫が陥った分裂と矛盾とはー。その死を咎めるのは、氏が憂い愛したこの国の本質的危機の時代にそれを予感しながら「不在」となったことだ。鎮魂の書『三島由紀夫の日蝕』のほか丹羽文雄、高見順、小林秀雄、江藤/淳、大江健三郎、川端康成ら様々な接点を持った文士たちとの対話や論争、追悼文に加え石原氏の若き日の肖像につながる文芸批評とエッセイ「発射塔」を収録。
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