|
|
民間総督三好徳三郎と辻利茶舗
|
三好徳三郎とは、日本統治期の台湾台北市で「辻利茶舗」というお茶屋(宇治の老舗茶商・辻利兵衛商店の台北支店)を営む一介の商店主でありながら、他面では、だれいうとなく「民間総督」と呼ばれ、台湾の総督府政治に隠然たる影響力を有した人物であった。本書の第1部は三好徳三郎遺稿『三好茶苦来山人の逸話』(三好正徳氏蔵)を波形昭一(編著者)が編集・注記し、第2部一はこれに解題を施したものである。また第2部二は、宇治市歴史資料館蔵『辻利一家文書』(辻利雄氏旧蔵)にもとづいて辻利兵衛商店台北支店(通称「辻利茶舗」)の経営状況を分析したものである。
人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国)
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|