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淀川長治集成(3)
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これは私があちこちに書いてまいりました私のそのときそのときの感情をこめたものを集めたものでございます。いうならば私個人の切りぬき帖とでも申したい雑文バスケットであります。私は夜半の三時ごろが私の時間でありまして、この静かなる時に思うぞんぶん映画雑文にひたります。その楽しさは私のおおげさながら生命のうちの一番大切な瞬間にさえおぼえます。それゆえその時を惜しんで書いては書き書いては書きで、いつのまにか私の生命のバスケットはあふれるばかりとなりました。
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