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明智光秀 榊山潤(著) 富士見書房 - @Books

明智光秀 (時代小説文庫)

著者榊山潤
出版社富士見書房
発売日1986年04月
サイズ文庫
価格550 円

明智光秀が、越前一乗谷城の城主朝倉義景に仕えていた頃から、この物語は始まる。その頃、一乗谷城には、京を追われた将軍足利義昭が、側近の細川藤孝と共に滞在していた。折しも、城主義影の息子と乳母を毒殺したとの罪で捕えられた親子3人が、釜うでの刑に処せられる。その際に見せた義景の暗愚さに愛想をつかした光秀は、藤孝と謀り、将軍義昭と共に京に上り,織田信長をたよる。織田信長の家臣となった光秀は、幾多の戦場で抜群の功績を上げ、異例の出世をするが、時たま、気まぐれにみせる信長のはげしい感情に翻弄され、不安をつのらせていく。遂に光秀は本能寺に信長を襲う。謀叛にふみきる経緯と、光秀の不安な心情を描いて、著者は謀叛の謎にせまる。名作「毛利元就」の著者が描く歴史小説の力作である。

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小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
文庫 > 小説・エッセイ

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