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天空を翔けるもの (富士見ファンタジア文庫)
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「なあ、俺は本当に天狗なのか?」滅ぼしの剣・七星を手に天翔丸は自らに問いかける。自分の体に流れる血、その正体はいったいー。自分からすべてを奪った男、陽炎への復讐を胸に修業に励む天翔丸。しかし、人間でありたいと願いながら、復讐のために人ならぬ力を欲するおのれの矛盾に葛藤する。そんな彼の前にあらわれたのは、鞍馬寺の住職、八雲。自在に死霊を操る妖しくも美しいその男は、言葉たくみに天翔丸に近づく。だが、男の笑みには隠しきれない邪悪さがあった…。人の子として生まれながら、天狗として生きねばならない宿命を背負った天翔丸。その戦いを熱く描いた妖怪成長譚、待望の第二弾。
ライトノベル > 少年 > 富士見ファンタジア文庫
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