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火の国、風の国物語(3) (富士見ファンタジア文庫)
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「では始めましょうか。僕たちの戦争を」。眼鏡をかけた痩せぎすの若者が呟いた。青年は日がな読書に耽り“オーセルの賢者”と呼ばれていた。彼は六年前の紛争で天才的な知略を尽くし、王国を勝利に導いたという噂の持ち主である。飢饉に加え、容赦なく課される税。領主の暴虐に農民たちは立ち上がった。しかし、その前には圧倒的な戦力差が横たわる。レジスタンスを率いるのは眼鏡の若者。彼に絶望を打開する秘策はあるのか!?後に、王国にその名を轟かす知謀権術の将ジェレイドの戦いが始まる。逆転に継ぐ逆転!最後に勝利を手にするのはー。
ライトノベル > 少年 > 富士見ファンタジア文庫
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