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月が射す夏 (富士見ミステリー文庫)
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コバヤシ少年の生活と冒険
僕は小林少年。理由はどうであれ、こんな名前を付けた両親には腹が立つ。だけど、両親以上にむかつくのが、幼なじみの織田さやかだ。あいつは「コバヤシ少年!」と呼び捨てにして、楽しんでいる。それでも、あの切れ長の瞳でにらまれると、憎たらしいけど、背筋がぞくっとしてしまうんだ。まあ、僕たちのそんな状況なんておかまいなしに事件は起きる。僕の母親が失跡したんだ。「月に帰ります」という謎の手紙を残して…。これをきっかけに、夏休みを利用した母探しの旅が始まった。中学最後の夏休み。そのひと時で成長していく少年の姿を描く、甘酸っぱい青春ミステリー。
文庫 > ライトノベル 文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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