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王法と仏法 (法蔵館文庫)
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中世史の構図
「中世は武士、そして鎌倉新仏教の時代である」。こうした教科書で知る歴史像は、決して正しいものではなかった。強靭な論理力と斬新な学説で、「武士階級発展史観」にもとづく中世史理解へ鋭く修正を迫り、中世史の構図を一変させた黒田史学。「顕密体制論の立場」「「院政期」の表象」「中世における武勇と安穏」「「中世」の意味」など、その精髄を示す論考を収めた不朽の名著。
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