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太陽に囚われて (ハーレクイン・ロマンス 560)
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オーストラリア、クィーンズランド州。南部のシドニーから見れば、南回帰線の北はまさに別天地だ。青い海と空にやしの林、そして虹色の鳥が群れる珊瑚礁の島々。熱帯の楽園のような海辺の町を、ジェーンはホテルから眺めていた。港には積み出しを持つ砂糖きびがあふれている。ジェーンは、ある小説を映画化するための交渉に、プロデューサーのリズとともにこの町を訪れた。だが、交渉の前に、彼女は町の雰囲気にすっかり魅せられてしまい、飛行機に酔ったらしいリズをホテルに残し、ひとり港へと出てみた。港で幻想に浸るジェーンは、沖の豪華なヨットにふと目をとめた。
小説・エッセイ > 外国の小説
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