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さよならは私から (ハーレクイン・ロマンス)
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ベルヴィアは双子の内気な姉ジョージィをいつも守ってきた。ある日、常々会社経営に行きづまっていた父親が、イギリス屈指の金融業者レイサム・タヴェナーを家に招待した。融資目当ての接待に抵抗を感じながらも姉妹は夕食の席に臨んだ。レイサムは最初からベルヴィアに冷たい態度をとったが、ジョージィには関心を持ったらしく、何かにつけて気を引こうとした。おびえる姉をかばうベルヴィアは、彼をこの家から追い払うために衝動的に大胆な嘘をついたのだった。ところがレイサムはそれを真に受け、ベルヴィアを罠にかけた。自分のアパートメントを訪れるように仕向け、優しいキスをして寝室に誘ったあげく、浮気女と嘲ったのだ。ベルヴィアは屈辱で全身が熱くなり、思わず彼の頬をぶっていた。内気な姉ジョージィと活発な妹ベルヴィアー対照的な双子姉妹の愛のゆくえは…。
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