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甘い闇の記憶 (ハーレクイン・ロマンス)
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闇のなかで愛撫され、胸を震わせた十六歳の夜。この電話の声は、もしかしたらあのときの彼?心臓病を患う最愛の祖母の身を案じたカレッジは、ホテル業界でのキャリアをなげうち、故郷に帰ってきた。祖母の病状は深刻で、手術には莫大な費用がかかる。とりあえず近くで職を探さなければと受けた面接試験に合格して、彼女は大富豪ギデオン・レイノルズの屋敷で働くことになった。さらにギデオンはカレッジに手術費用を貸そうと申し出てくれた。これでいちばんの気がかりが解決すると安心していたある日、カレッジは出張先からかけてきたギデオンの電話の声に、はっとした。まだ少女だった十年前、暗闇のなかで抱かれて官能的な興奮をおぼえ、片時も忘れたことのなかった男性の声に、あまりに似ている。彼女は知らなかったが、ギデオンは彼女が誰かわかっていたのだった。そして、彼女を残酷な愛の餌食にしようと、罠を仕掛けていた…。
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