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真夜中のラブソング (シルエット・ロマンス)
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クレミーはケーキの上の30本のろうそくに火をともし、ひとり静かに自分の誕生日を祝っていた。そうだわ、なにか願いごとをしよう。誕生日だからこそ、できるだけくだらない退廃的なことを考えたい。「下宿人と郵便配達人以外の男の人と知りあえますように…」ミシシッピ州の小さな町ペッパータウンを離れたのは2カ月だけ。死んだ両親から受け継いだ、この古いホテルの女主人として、双子の弟や風変わりな下宿人の世話をするだけの毎日。1度でいいから、なにかぞくぞくするようなことがないかしら。そのとき、玄関のベルが鳴り、ドアをあけたクレミーは、ハンサムな男性を見て気を失いそうになった。ハリウッドからわざわざ、映画のロケ地を探しに来たなんて…。
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