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半年だけのシンデレラ (ハーレクイン・イマージュ)
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キャサリンはドミニクに別れを告げようとしていた。この半年間、彼女は夢の世界に漂っていた。豪華なドレスに身を包み、毎夜パーティにくりだして、おまけにすてきな男性とも知り合って。でも本当のキャサリンは、平凡で控えめでまったく目立たないタイプだ。それに比べてドミニクは常に女性たちの注目の的。長身のしなやかな体、魅力的な顔だち、常々たる雰囲気…。彼が本気で自分に恋していようとは、ましてプロポーズしようとは、キャサリンは夢にも思っていなかった。ある事情から、彼女はできるだけたくさんの経験をするため、ロンドンに来ていたのだ。ドミニクを愛している。だからこそ、ここで幕を下ろさなくては。彼からの婚約指輪は受け取るわけにはいかない。
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