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幸運の鷹 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
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一七六七年、イギリス統治下のロードアイランド。港町ニューポートの居酒屋で働く給仕娘ケイティは、ある晩店を訪れた上流階級の若者アンソニーに心奪われた。促されるまま、純潔を捧げた彼女にとって、アンソニーの仕打ちは残酷とも言えるものだった。銀貨数枚に、あわただしい別れの言葉。彼はケイティの名もきかず、イギリス軍士官になるべく翌日ロンドンに発ったのだ。その直後にケイティは愛のない結婚をし、やがて出産した。アンソニーとうりふたつの娘を…。それから九年後、帝国陸軍少佐となったアンソニーがアメリカ独立をもくろむ反乱軍制圧のため、故郷ニューポートに上陸した。運命のいたずらか、彼の宿舎は今は未亡人となったケイティが経営する宿屋と決まった。イギリス軍をも恐れぬ強さとレディの気品を身につけても、彼女は不安だった。娘の存在を知られてはならない。アンソニーは憎き敵なのだ。年を経て、さらに魅力的になっていても。
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