|
|
私が愛した逃亡者 (シルエット・スペシャル・エディション)
|
“二人の男を死に追いやった魔性の女”。村人たちはカースティをそう呼び、冷たい視線を投げつける。夫が、カースティに言い寄った若者を殺害した容疑で逮捕され、無実を叫びながら獄中死してから十一カ月。イギリスの片田舎、ダートムアの農場に、彼女ひとりで暮らすようになってから一年が過ぎた。そんなある夜、何もかも凍てつくほど寒い夜に、納屋の中で囚人服の男がひそんでいるのを見つける。ニュースで伝えていた脱獄囚だわ。カースティは憔悴して倒れこんだ男を看病することにした。回復した彼は、自分は無実なのだと語る。この人も夫と同じ…。なんというめぐりあわせだろう。その日から人目を避けた二人暮らしがはじまり、互いの心の中にめばえた感情は、激しい情熱となって燃え上がる。しかし、この愛は誰にも認められそうもない。またしても不幸な出来事につながる予感を含んでいた。
小説・エッセイ > 外国の小説 新書 > 小説・エッセイ
|
![](http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0721.m6cj71a4.g00q0721.m6cj8965/?pc=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F8764265%2F) みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|