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霧の中の肖像画 (ハーレクイン文庫)
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空想癖が災いして、キャシディは、またしても仕事をクビになった。途方にくれて、霧のフィッシャーマンズ・ワーフにたたずんでいると、ふいに男の手が肩をつかんだ。「きみこそぼくが求めていたモデルだ」声をかけてきた画家のコーリンは、色浅黒くハンサムで、すべての女性が憧れるような男だった。コーリンのアトリエに通いはじめたキャシディは、いつしかかれへの愛が芽生えていくのを感じた。コーリンも、優しく彼女に接する。だが、キャンバスに向かうかれは厳しく、妥協を許さない。絵が完成した日、キャシディは、はじめて自分の肖像画を見せられたが…。
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