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不安な関係 (ハーレクイン文庫)
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生花教室に通うアビーの作品ときたら、その性格同様に、奔放で情熱的と言えなくもないが、正直なところ、どうもまとまりがなく、簡素な美に欠けていた。一方、同じ教室に通う数少ない男性のトールは、なかなかの才能で、“抑制の美”をうまく表現できるクラスの優等生。見かねたふりをして、彼はアビーに個人教授を申し出、その夜をきっかけに、ふたりの仲は急速に近づくかにみえた。しかし、アビーのもとに一枚の写真とともに届いた脅迫状…。彼女の過去を知る脅迫者の影におびえ、ひそかに街を出ようとするアビーの前に、またトールが現れた。
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