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赤ちゃん騒動 (ハーレクイン文庫)
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「ダーリン、パンツをはいて」マギーは運転中も、電話での母の言葉が頭から離れなかった。自由奔放な母の行動には、いつも驚かされてきたけれど、素性も知れない男性を家に引っぱりこむなんて、やりすぎだわ。由緒ある学校で教頭を務め、すべてが順調なマギーにとって、たったひとつの気がかりが母だった。母は情にもろくて、世間知らずな金持ちの未亡人。もしその男性が母の財産を狙っているのなら、まさにいいカモだ。早く帰って追いださなくては…。だが、勢いこんで母の家のドアを開けたマギーの目の前には、青い瞳のハンサムな男性と、赤ちゃんを抱いた母の姿があった。
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