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夢よ逃げないで (シルエット・スペシャル・エディション 213)
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駆け出しの女性弁護士ダイアナ・ブレードは、幼いときに両親と死別し、伯母の家に預けられたまま育った。コマンチ族の血を引く彼女には、10歳違いの兄ジャスティンがいるが、20年前に別れたままだった。見捨てられたのだと思い込み、それ以来彼女は兄を恨み続けている。そのジャスティンが結婚したという。義姉となったセレナから親しみのこもった手紙をもらい、ダイアナは兄夫婦を訪ねてみることにした。数日後、空港に着いた彼女はセレナの兄ケインの出迎えを受ける。「きみのエキゾチックな顔だちはジャスティンそっくりだね」と、彼の柔らかく心地よい声がささやいた。
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