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たった一つの宝石 (シルエットスペシャルエディション)
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採鉱技師のキャット・キンケイドはキャリア10年。業界の誰もが能力を認める優れた女性技師だ。メイン州のエメラルド鉱山の調査を頼まれ、依頼人に会いに来た。彼女が鉱山の青写真を見ていると、背後から大きな手がいきなり伸びてきてそれを覆った。「そこはだめだ。危険すぎる」驚いて振り向くと長身の頑固そうな男が立っていた。スレイド・ドノバンと名乗る地質学者で、キャットがこれから調査する坑道からは何も採掘できないうえ、壁を支える坑木も腐食していて危ないと熱っぽく話しだす。彼はキャットに会うため、南米のコロンビアから、わざわざ出向いてきたらしい。いったい彼の魂胆は何?スレイドに不信感を抱くキャットは、彼の忠告の意味を知るよしもなかった…。
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