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素顔を見せて (ハーレクイン・テンプテーション)
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“君たちは僕になんということをさせるつもりなんだ!”グリフ・ファルコナーのどなり声にケイティは身をすくめた。彼女はボランティア組織の資金集めのためにフェスティバルを開催し、その目玉として観客の前でグリフに髭を剃らせることを計画したのだ。髭におおわれた謎の人気声優グリフの素顔を一目見たいがために、チケットはとぶように売れ、寄付金も続々と集まってきている。今さらフェスティバルを中止するわけにはいかない。しかも、この計画はボランティア仲間であり、グリフの祖母であるナナから提案されたものなのだ。この怒り方からすると、彼はナナから話を聞いていないのかしら?
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