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いつか白鳥に (ハーレクイン・テンプテーション)
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婚約解消で沈んでいるリチャードのところに、長年会っていない異母妹のメレディスから電話があった。牧場に遊びにいらっしゃいと。メレディスといえば、思い出すのは彼女の従姉のスーザンだ。子供のころスーザンと喧嘩して、鼻の骨を折られたことがあったっけ。まったく、スーザンというのは外見も性格もひどい娘だった…。牧場に着いたリチャードが厩舎へ行くと、そこでは、プロポーション抜群の赤毛の美女が馬の世話をしていた。こんな美人に会えるなんて、カリフォリニアはすばらしい場所だ。ところが彼が自己紹介すると、その女性は冷たく立ち去ってしまった。いったいどうして、まさか…。そう、彼女はあのスーザンだったのだ。今、スーザンは猛烈に腹を立てていた。私はリチャードのことを一日も忘れずにいたのに、彼のほうは顔も覚えていないなんて。
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