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ハートに伝えたい (ハーレクイン・テンプテーション)
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恋する季節3
どん底って、まさにこのことを言うんだわ。ケイト・ハートはひどく沈んだ気持だった。ハート家三姉妹のうち、ケイト以外の二人は理想の旦那様を見つけた。別れた夫も新しい家庭を築いて幸せそうだ。娘のスカイが独立すれば、私は一人になってしまう。そう思って勧められるまま三人の男性とデートしたけれど、これが三人とも最悪。男なんてもうたくさん。やっぱり私は仕事に生きるしかないわ。まずは経営不振のテレビ局を立て直すために有能なディレクターを雇おう。応募者の中に一人よさそうな人物がいるから早速面接の段取りを…。ところが、やってきた長髪の男を見て、ケイトは仰天した。昨日私を轢き殺しそうになった暴走族じゃないの。私ときたら、どこまで男運が悪いのだろう。たしかに有能らしいけど、型破りで、セクシーすぎるし、しかも妙になれなれしい。どうしたらいいの。この男を雇うべき。
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