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危険なキス (ハーレクイン・テンプテーション)
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「新年おめでとう」キスのあと、耳元でささやかれ、ジーナははっとした。この私がー慎重で分別のあるはずの婦人警官が、大晦日のパーティで偶然出会った男性にキスをされ、純粋な欲望に体がうずくのを感じるなんて。決して甘い言葉などかけそうにない硬派。何を考えているかわからない謎めいた皮肉屋。ジャクソン・グレイはジーナにとって、まさに未知の存在だった。彼の腕に包まれると、生まれ変わったような気がした。最後にこんなキスをしてから、どのくらいたつだろう?「出ようか」彼にそう言われたとき、ジーナは迷わなかった。今夜だけは、ちがう自分になりたい。欲望のままに夜を過ごしたい。たとえ一夜だけの関係になるとしても。
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