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この愛は終わらない (ハーレクイン・プレゼンツ)
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その日ベスは、娼婦になりすましてニューヨークの街角に立っていた。人気テレビドラマの脚本家であるベスは、いま書いているドラマの参考にするため、娼婦を取材しに来ていたのだ。彼女の態度が不自然だったのか、黒人の娼婦、ロザリーに声をかけられる。ベスは、ロザリーに疑われまいとして近づいてきた男を誘ってみた。「ハーイ、楽しいこと、しない?」が、次の瞬間、ベスは自分が何をしているのか忘れてしまった。男の黒い瞳を見つめているうちに、ベッドの上で彼とふたりで横たわっているイメージが浮かんだのだ。ところが男はいきなり言った。「売春の現行犯で逮捕する」。
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