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古代の遺跡と文字資料 (歴史学叢書)
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遺跡と出土文字資料は、これからの古代史学に欠くことのできない新しい史料群である。著者は、従来からの文献史料とともに、全国各地から発見されるこれら新史料群を積極的に追究して古代史像を構成する。その津軽の福島城から琉球のグスクに及ぶ検討は、視野の広さと史眼の確かさを示していよう。本書の史料学的論考は、著者の史料に取り組む姿勢を物語って有益であり、また史料論・人物論は、今日の研究の先端からみた安定・充実した歴史像を提示しているのである。
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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