|
|
新谷川浩司全集(2)
|
前年の12年度は対羽生戦の1年で、実に23対局。同一カードの新記録になった。13年度に入ると、全日本プロトーナメント決勝や名人戦で戦った森内八段、丸山名人との顔合わせが大幅に増えていく。そして戦型も横歩取り中座流や四間飛車が主流になる。とりわけ谷川にとってのテーマは、対8五飛・中座流だ。30代最後の年はタイトル奪取への苦難と試行の1年となった。全日、名人戦とも勝利には恵まれなかったが、自戦記にも表れているように、そのなかで谷川は確実に何かをつかんでいった。翌14年、王位復位、1000勝を達成する。
ホビー・スポーツ・美術 > 囲碁・将棋・クイズ > 将棋
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|