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定本オサムシに伝えて (立東舎文庫)
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著者 | 手塚るみ子
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出版社 | 立東舎
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発売日 | 2017年02月
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サイズ | 文庫
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価格 | 990 円
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虫プロダクションが併設された東京・富士見台から、井荻、清瀬と3つの家を舞台に繰り広げられる、手塚家の生活。有名マンガ家の家族ということで、ただでさえ普通の家庭とは違うのに、祖父・祖母・母・兄・妹と著者を加えた7人は、全員が際立った個性の持主。日々の暮らしは「平穏無事」というわけにはいかず、旅行や食事会といった家族イベントも、なかなかスムーズには終わってくれません。本書では、そんな家庭での手塚治虫の素顔が愛情深く、ユーモラスに描かれています。特に「どうしようもない我侭な子」だった著者と父とのエピードは、心に残るものばかり。後に著者が「手塚イズム」の伝道者となった必然性が、伝わってきます。
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