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蘭花譜
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著者 | 加賀正太郎
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出版社 | 青幻舎
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発売日 | 2024年03月22日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 3,300 円
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京都・大山崎山荘 主の愛した蘭
交配させ、種をとり、10年近くの歳月をかけ咲かせた花を最高技術による木版画に留めた。自らが栽培した蘭の30年における記録である『蘭花譜』。つくりあげたのは大正から昭和にかけて関西で活躍した実業家の加賀正太郎(1888-1954)です。加賀は美と自然を愛し、天王山の南麓にイギリスの建築様式を模した大山崎山荘を建て、若かりし頃に英国キュー王立植物園で蘭と出合い「終生のホビー」として情熱を注ぎました。蘭のコレクションは1万鉢にもおよび、‘オオヤマザキ’と冠された蘭も誕生しています。『蘭花譜』は、加賀監修のもと、原画を京都画壇の巨匠木島櫻谷門下の池田瑞月に依頼、そして当時から世界で高く評価されていた日本の優れた「新版画」の技術によって再現されたものです。本書は、久山敦(咲くやこの花館名誉館長)の学術協力のもと、学名、交配系統などを最新の情報に改定し、『蘭花譜』の植物学的優位性と美の世界をひも解くものです。
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