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交感する中世 (MC新書)
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日本史と中国史の対話
日本中世史と中国中世史を研究する二人の泰斗が、体験を共有する戦後歴史研究の歩みを確認しながら、東アジア民衆の「自由」、日本社会の二元性、日本と中国の「非農業民」、日本の「東と西」と中国の「南と北」、天皇制、「賎民」の比較などをテーマに、1986年の秋に語り合った注目すべき対話集である。当時、網野は50代後半、谷川も60歳といった脂ののった時期の精力的な仕事であり、特に網野にとっては、アジア史関係者との数少ない対話となっており、「網野史学」が日本列島史の範疇を超えて、東アジアの中でどこまで有効であるのかを検証した貴重な記録でもある。
新書 > その他 人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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