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天皇は今でも仏教徒である (サンガ新書 73)
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著者 | 島田 裕巳
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出版社 | サンガ
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発売日 | 2017年11月
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サイズ | 新書
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価格 | 880 円
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これまで天皇が、自らの信仰は仏教であると公言したことはない。しかし、明治に入るまで、天皇の信仰の中心にあったのは仏教にほかならない。古代から中世にかけて、代々の天皇は仏教に対する強い信仰を持っていた。代々の天皇の熱心な信仰がなかったとしたら、果たして日本の社会にこれだけ仏教は浸透したであろうか。天皇の仏教信仰は、個人的な次元にとどまらず、日本社会全体に多大な影響を与えたのである。天皇が象徴行為を模索した背景には、仏教を信仰して菩薩行に励んだ光明皇后と貞明皇后がいるのではないか。天皇と仏教との関係は深い。その関係がいかなるものか、本書において明らかになる。
人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国) 新書 > その他
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