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春を待つ海
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福島の震災前後の漁業民俗
東日本大震災・福島原発事故から10年ー福島の漁業は……
本書は、震災の津波で流されて跡形もなくなり、さらに原発事故で漁業が制限された福島県相馬郡の釣(つる)師(し)浜(はま)の漁師の以前の生活と、震災後の動向を描いています。
日本の文化と伝統を調査・記録してきた民俗学者が、漁師と共に暮らして実際に漁業に携わりながら、海と人間の生活、自然のなかの生命を考えます。「漁業」には、漁獲量や漁法などだけでは決してとらえることができない、海と共に生きるための奥深い生活があります。
自然の中の人間という位置を、悲しみのなかで再認識した10年前の大震災と原発事故──人間が自然の海を管理できると思うのではなく、この列島でながいあいだ伝えられてきた漁師たちの文化を大切にして、目の前の海で生活できる漁業の幸せこそ守るべきものだ、と語ります。
第一章 シタモノと食い魚
第二章 魚を売りに行く
第三章 春雄さんの半生記
第四章 新地の沿岸漁業
第五章 新地の漁業民俗
第六章 寄りものとユイコ
第七章 海辺のムラの災厄観
第八章 東日本大震災からの漁業
ビジネス・経済・就職 > 産業 > 林業・水産業
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