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美しき鐘の声 平家物語(二) 春の夜の夢のごとし 木村耕一(著) 1万年堂出版 - @Books

美しき鐘の声 平家物語(二) 春の夜の夢のごとし

著者木村耕一 / 黒澤葵
出版社1万年堂出版
発売日2019年08月27日頃
サイズ単行本
価格1,760 円

平清盛は、政治家としても、武将としても、優秀な人物だったからこそ、短期間で平家を急成長させることができたのです。しかし、人間は煩悩のかたまりです。地位、名誉、権力を握った清盛が、欲や怒りにまかせて「悪行」を重ねる姿が『平家物語』に描かれています。父と反対に、長男の重盛は沈着冷静で、バランス感覚があります。清盛が常軌を逸することをやりかけると、父を諌める役割を演じてきました。「跡継ぎの重盛がいる限り、平家の未来も安泰だろう」と、周囲から思われていました。果たして、重盛は、平家を支えていけるのでしょうか。

人文・思想・社会 > 文学 > 古典文学

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