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待雪草
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望郷のハルビン、罪と罰
ソ連・中華民国・日本の勢力が複雑に絡み合った満州。1929年末、奉ソ戦争(中ソ紛争)でソ連軍が大勝。その裏にはソ連の諜報・工作活動があった。満州に逃れたロシアの反革命派を追ってハルビンに若きチェキスト(必殺仕事人)が送り込まれる。だが、極秘任務遂行のなか、革命の理想と現実との違いに悩み葛藤する。望郷の念と絶望の淵から救ってくれたのはマツユキ草に似た純真可憐な乙女だった。本来の人間として生きる絆となる人間愛にようやく巡り合う。しかし、やがて、犯した大罪を贖い、罰を受けるときがくる…。
小説・エッセイ > 外国の小説
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