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日本の鍛冶の技術論 永田和宏(著) アグネ技術センター - @Books

日本の鍛冶の技術論

著者永田和宏
出版社アグネ技術センター
発売日2023年07月20日
サイズ単行本
価格3,080 円

日本の鍛冶の特徴は、たたら製鉄で造った鋼塊(ボ)を錬ることにある。これを鍛錬という。鋼塊を潰し、積み重ねて藁灰と泥を塗し、真赤に加熱して打つと互いに面が溶接する。これを延して折り曲げ溶接する。刃物は4、5回鍛錬する。なぜこのように簡単に鍛接面を溶接できるのか。計測器もない1500年も前の時代に何を指標にして鍛接作業を行ったのだろうか。その指標は、炎の中に生じる白い火花「沸き花」である。沸き花は鉄が溶けた証拠である。鋼片の再溶解や銑鉄(銑)の溶解時にも発生する。鍛錬した鋼は錆び難く、刃物の地肌に模様を生み出す。永田たたらで造ったボから切出しナイフや包丁を作ってみませんか。本書はその指南書です。

科学・技術 > 工学 > その他

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