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「水平社宣言」とその時代 友常勉(著) インスクリプト - @Books

「水平社宣言」とその時代

著者友常勉
出版社インスクリプト
発売日2025年12月17日頃
サイズ単行本
価格3,960 円

1922年3月3日京都岡崎公会堂での「全国水平社創立大会」で採択された「水平社宣言」。奈良県の部落青年たちによって結成された「燕会」に始まる自主的な運動は、幅広い協力者を得て大きなうねりへと変わっていった。本書は日本思想史、近現代部落史研究に長年取り組んできた著者が、これまでの研究成果を踏まえ、新しい視点から「水平社宣言」の表現と思想、宣言に至る過程とその後の展開に詳細な検討を加え、明治期からの社会的状況、宣言の時代性を考察するとともに、移民と差別、人種主義、ジェンダー的観点からの性差別批判、それらが交差するインターセクショナルな視点を交え、反差別と解放の思想をあらためて紡ぎなおした、渾身の著作です。明治期から現代に至る大衆運動を考える際にも重要な、アクチュアリティを具えた必読書。 目次 はじめに 第一章 『よき日の為めに』と「水平社宣言」の思想  1 『よき日の為めに』  2 「水平社宣言」 第二章 旦那場慣行と明治近代  1 旦那場  2 長州藩天保大一揆と被差別部落  3 岡山藩・津山藩における「かわた」と旦那場  4 博奕慣行 第三章 政治空間の開拓─自由民権運動、大逆事件、米騒動、『明治之光』  1 明治・大正期の「部落問題文芸」の物語  2 自由民権運動─中江兆民『新民世界』『民約訳解』と西浜地域の部落  3 三吉と春団治  4 島崎藤村『破戒』の試み  5 大逆事件  6 米騒動  7 社会的危機と逵田良善  8 水平社へ  9 『明治之光』の意味 第四章 大正期〈生〉の思想と生政治  1 大正生命主義と三浦大我「貫目ある生活」  2 西光万吉との対峙─「死神と人間」「最高相の文化」(一九二一年・大正一〇)  3「生の哲学」と大正生命主義  4 帝国主義、人種主義、農本主義 第五章 「産業的殉教者」の世界  1 奈良・掖上村柏原北方のヘゲモニー闘争  2 膠製造業  3 皮革産業  4 「旦那場」と南アジア・ダリト身分のトリル・ヴェーライ  5 地域共同体のなかの被差別民たち  6 忌田 第六章 徹底的糾弾  1 徹底的糾弾  2 世良田事件 第七章 ジェンダーとサバルタン  1 婦人水平社と「ケイ」の論考「部落婦人の立場から」  2「阪本数枝日記」  3 サバルタンの表象─阪本ニシ子と「つとめ」の世界  4 乾武俊による民俗伝承調査 第八章 移民  1 前史からハワイ移民まで  2 北米移民  3 “Japan’s Outcastes in the United States” 第九章 聖ー賤の系譜学─歴史・民俗・芸能  1 高橋貞樹『特殊部落一千年史』  2 網野善彦  3 芸能  4 バスクのアゴテ 第一〇章 天皇制、人種主義、等価性  1 包摂と「秩序的近代」  2 融和主義、人種主義、植民地主義  3 郷党の思想  4 「兄妹心中」と等価性  5 西光万吉 終章 註 あとがき 初出一覧 索引

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