|
|
なぜソ連は信用できないか
|
日本を狙うゴルバチョフの詐術
ゴルバチョフの個人的魅力とパフォーマンスの巧みさは、たしかに「ソ連共産党」のイメージと大きく乖離する。西側のようにイメージ宣伝効果が先行し巨大化してしまう社会では、ゴルバチョフのやり方は画期性にあふれたものとして映るのだろう。しかし、ゴルバチョフの「ペレストロイカ」や「グラスノスチ」は、西側の期泰待した「民主化」や「公開性」の概念とはほど遠い。ソ連共産主義にとってのこれらの「言葉」は、政治宣伝の手段にしかすぎず、いずれ西側は、ゴルバチョフの諸改革に大きく失望するであろう。
人文・思想・社会 > 政治
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|