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チャイルド・ハロルドの巡礼(第1編)
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注解
「ある朝目覚めてみると、僕は有名になっていた」と、バイロン自身が驚嘆した一大傑作。ナポレオン支配下のポルトガルとスペイン。佳景の大地を蕭蕭と旅行く流浪人ハロルド。黄金の大河テージョを擁するリスボン、壮麗なるエデンの園シントラ、マフラの華麗な宮殿と修道院、死闘の戦場、タラヴェラ、アルブエラ、享楽の町セビーリャそしてカディス、黒い目のアンダルシアの乙女たち、闘牛に打ち興じる群衆。十九世紀初頭のイベリア半島の全容が今ここに展開される。バイロンが青春の夢を託して綴った名作、その第一編に詳細な解説をほどこし、時空を超越して彼の心情に限りなく接近する。
人文・思想・社会 > 文学 > 詩歌・俳諧
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