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フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル
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本書に収めたテキストから、旧帝国ホテル建設の経緯、原著者によるフランク・ロイド・ライト氏の紹介を含めた大建築家への思い、建物の全体構成に対する構造特性、また平面計画についての興味深い考察などから、旧帝国ホテルについての基礎的知識が得られるようにしてある。そして本書6章に収めた「調査方法と結果」を通して、ちょうど実測と時期が重なった同ホテルの取り壊し状況とその観察をとおして得られた知見などを知ることができる。なかでも、本書の4章に収録している「平面作成による推測」は、実測なくしては到底推測し得なかったものと思われ、ぜひ多くの方々の目に触れてほしいと思うテキストの一つである。
科学・技術 > 建築学
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