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憲兵だった父の遺したもの 倉橋綾子(著) 高文研 - @Books

憲兵だった父の遺したもの

著者倉橋綾子
出版社高文研
発売日2002年02月
サイズ単行本
価格1,650 円

父娘二代、心の傷を見つめる旅

周りの人には厳しかったが、娘にはやさしかった父。そんな父が臨死の病床で、「俺が死んだら墓に彫りつけてくれ」と、中国人へのお詫びの紙切れを渡す。それから著者の旅は始まる。父の悲しみを悲しむ旅は、娘の心が熱く溶けていく旅でもあった。戦争の家族史は戦後世代の自己形成史と結ばれる。

人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史

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