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西太后治下の中国 (光風社選書)
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中国マキアベリズムの極致
弱冠24歳にして清朝の大権を総攬し、その実質的支配者となったヴァイタリティと意志力を備えた西太后の独裁政治は、宮廷という環境とその教育結婚等を考えれば血腥い権謀術数の中で維持するしかなかった、と考える著者の好意的見解を示す本書は、従来本邦に流布する“清朝の滅亡を早めた残虐非道の女帝”のイメージに一石を投ずるものであり、清朝宮廷の生活を忠実に伝えた歴史ドキュメントの傑作である。
人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国)
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